地震常識の間違い
今、突然大地震が発生したらあなたはどのような行動をとりますか?
多くの方は「机またはテーブルの下に身を隠し、揺れが収まるのを待つ。」または「台所の火を始末をする。」と答えるでしょう。
それは昔から「地震対策の常識」といわれていたことで、小学校時代の避難訓練で習った覚えがあるのではないでしょうか。
しかし、この常識は阪神淡路大震災の教訓から全く的外れであることがわかりました。
このことは防災コンサルタントとして有名な山村武彦氏も力説しています。
気象庁のホームページに書かれているとおり、震度5強の地震では多くの人が行動に支障を感じるようになり、震度6弱の地震になると立っていることが困難になってしまうのです。
更に震度6強や震度7クラスの地震となれば、自分の意思で行動することなどできなくなってしまいますし、身を隠そうとしていたテーブルが飛んでいってしまうかもしれません。
そのような状況下で「机またはテーブルの下に身を隠し・・・・・」などという行動をとるのは不可能なのです。
よく考えてみればあたりまえのことです。
ではなぜ「机またはテーブルの下に身を隠し・・・」などという地震対策の常識が出回っているのでしょうか。
恐らくこれは震度5弱の地震までを想定して考えられたことではないかと思います。震度5弱までの地震でしたらテーブルの下に身を隠せばなんとかなるでしょう。
しかし、阪神淡路大震災や新潟中越地震は震度7もある大地震です。
震度5弱の地震に備えても何の役にも立ちません。
本当に役立つ地震対策とは、震度7の地震に備えることなのです。
では、このような大地震が発生したとき、私たちはどのような行動をとればよいのでしょうか。